2022年8月から、ダニエル・K・ウオルター(Daniel Karl Walter)は当社の九州営業所長を務めていましたが、2024年1月から合同会社アマランス・アソシエーツを主宰するとともに、同年8月からは弊社の顧問として共に事業を行っていくこととなりました。ダニエルは、米国プリンストン大学で原子物理学を学び、同大学での教職を経て米国・国務省で外交官として働き、2006年からの三年間は在日米国大使館の二等書記官として原子力・核不拡散・エネルギーを担当した、という経験を有しています。国務省退職後も日本に残り、株式会社三菱総合研究所の主任研究員として、エネルギー・環境・科学技術政策などの調査研究に取り組んできました。ブームの数年前から米国のシェールガス革命を言い当てるなど、優れた分析と予測能力を有しておりますので、是非、様々な調査、特に米国のエネルギー・環境に関する調査にお役立ていただければ、と思います。

略歴

【氏 名】 ダニエル K. ウォルター (DANIEL KARL WALTER)
【国 籍】 米国
【専門分野】原子力、エネルギー・環境、国際関係、原子物理学、科学技術・政策
【学 歴】 
1996 年 米国プリンストン大学 学士号 専攻科目:物理学(首席卒業)
1997 年 英国ケンブリッジ大学 高級学位 専攻科目:高等数学
1999 年 米国プリンストン大学 修士号 専攻科目:物理学
2001 年 米国プリンストン大学 博士号 専攻科目:原子物理学
【語 学】 英語(母語)、日本語(流暢)、ドイツ語(流暢)、フランス語、イタリア語
【職 歴】
2001—02年 プリンストン大学 物理学助教授
2003—06年 米国国務省(在ワシントン DC)技術顧問
2006—09年 駐日米国大使館 科学・技術・環境部
外交官(二等書記官) 原子力・核不拡散・エネルギー政策
2006,07 年 東京工業大学 「英語で上手に科学雑誌論文を書く」授業担当
2009—15 年 株式会社三菱総合研究所 主任研究員
環境・エネルギー研究本部(兼)科学・安全政策研究本部
2015 年— AMARANTH ASSOCIATES LLC 代表
2015 年— 株式会社三菱総合研究所 客員研究員
2022 年8月 合同会社ニュークリア ・テクノロジー・コンサルティング 九州営業所長
2024 年1月 合同会社アマランス・アソシエーツ設立
2024 年8月— 合同会社ニュークリア ・テクノロジー・コンサルティング顧問


【学術業績】
米国の権威ある学術協会が認定した科学雑誌で論文を 15 編以上発表し、国際科学会議で発表。(論文内容: 高偏極希ガスの磁気共鳴映像、高密度スピン転移システムのエネルギー移動、極低温の偏極原子の相互作用、磁場によるアルカリ金属原子の偏極緩和の減速など)
【表彰】
・1996 年 プリンストン大学の M. テーラー パイン プライズ
・1996 年 プリンストン大学のファイベータカッパ プライズ
・1997—2001 年 ヘルツ特別研究員